最近そんな事を考えてます。えっ?おかしいですか?でも、ダンサーなんて稼業は妄想する力がないと難しいのではないかと思うのです。(まあ、もうちょっとかっこ良く言えば創造力ですよね。)
教えてて、「物足りないなあ」とよく思うのはここなのです。こうやったら、足が上がるとか、回れるとかテクニックというのはもちろんあるんだけど、「こんな風に回りたい!飛びたい!」みたいな「私はこうなりたい!」みたいなのがないと、イマイチ踊りとして成立しないような気がするのです。私のダンサー仲間はけっこう同じ思いの人がいて、先日川野眞子ともそれで意気投合しました。
眞子「そういう事やるワークショップとかいいよね。」
私「ええ、でもどうやったらいいんでしょうね」
眞子「みんなで、カステラになるワークショップとかどう?」
私「‥‥」「ハードル高いですね。で、その後どうします」
眞子「えぇー!カステラだってよー!バカバカとか言ってみんなで笑い合うの。そういう、笑いの中から面白い動きって生まれてくるとおもうの(真剣)」
私「‥‥」(恐るべし川野眞子と思い、ビビる)
眞子「じゃあ、ポンちゃん(白井)企画よろしく」
てなわけで、ワークショップを企画しました。(これ、本当です。)先日ご紹介しました、Un arco iris Festival 2011の中のひとつの企画としてやります。
名付けて
「Dancing Adventer」このワークショップは日本のコンテンポラリーダンス界の4人の賢者(もっといるかも)から知恵を授かり、未来の自分のダンスへとつなげていくことを夢としている勇者のための新スタイルのワークショップ
品川きゅりあんのリハーサル室から始まり、どんどん場所を変えて、最終的にステージへとたどり着く仕組みになっている。
答えありきの社会に慣れきってしまったダンサーに創造という場を提供。そこから、次世代の想像力あふれる力のあるダンサーを生み出すための足がかりとしたい。
日時 5月10日 18~21時
場所 品川きゅりあん
冒険費 adventer fee 3000円
公演とのセット券 5000円
参加資格 ダンスの経験の有無、年齢は問いません。俳優、ダンサー、エンターテイナー、身体表現をしたいと思っている普通の人。回答不明の問いから自分の答えを導きたい。クリエーター魂にあふれる勇者。(またはそうなりたいと思っている人)
所要時間 3時間ぐらい(もっとあるかも)
報復絶倒の冒険ナビゲーター 白井さち子
賢者1 川野眞子
ダンスって何?
昆虫から死体、少女から老婆まで、幅広い役をこなす、川野眞子の奥義とは?
まず、戦う相手の正体をさだめなければならぬ。何に向かって踊るのか?
踊りって何?目的を定めるための指針を授かろう。身体を使ってどんなアプローチができるのか?自分が持っているもの。それらを探り確認していく「己の見方」を授かろう。
賢者2 蓬澤太士チーム
3人集まりゃ文殊の知恵
一人ではできないと思っていることも力を合わせれば表現できないと思っていたことができちゃうのが舞台のよさ。まだ、ダンス歴まもない人々が集まってダンス作品を作り上げた裸足の鮟鱇の賢者たちからその奥義を授かろう。
賢者3 宇野 萬(とその仲間たち)→彼は仙人なので、当日あなたの目には映らないかもしれません。(心のきれいな人にしか彼は見えません。)
視点を変える。
物の見方。アートにはいくつもの視点がある。かのゴッドファーザー土方巽からある日スタジオで舞台の小道具を作っていたところをみられ「おまえはそういうやつなんだな」といわれた男。舞踏という概念を飛び越えて、今日に至る。できること。できないこと。(アウェイな岸辺から眺めた、こちらの世界かもしれない)既存の価値観を崩すと、新しい価値観が生まれる。それは新しい表現のはじまりとも(いえなくもない)宇野萬より斬新は切り口view pointを授かろう。
賢者4 中村しんじ
そして戦場へ
ダンサーにとって、演出家は同志でありながら、ともに戦う戦友でもある。
奇才の演出家中村しんじがスフィンクスのように無理、難題をふっかけてくる。しかし、演出家と戦えないようでは勇者とはいえない。これまで授かってきた知恵とはぐくまれた想像力を最大限に働かせて、クリエーションの現場を体験してみよう!!
☆賢者から、授かる知恵の内容については変更の可能性あり。まあ、あるもので戦うのが勇者の心得かな。
参加受付
natural-dance.nsm@softbank.ne.jp
担当:手塚紀江