私は只今チェンマイにいます。本当ならば、ホアヒンへ移動して公演準備などやっているはずでしたが、洪水の影響で、ホアヒンへ行くことはできませんでした。
チェンマイ公演良かったです。
まあ、どこの都市でも頭で考える人と感覚で捉える人はいます。理解を求める人もいます。ここでも、そうでした。終演後コップさん(彼女とは8年ぐらい前に日本で共演したことがあります。女優さんなのですが、ここチェンマイでは演劇界に深く関わっている人です。)
彼女と夕食時に話しをしていて、「初日の反応と2日目の反応は全然違ったでしょ?」「初日は外国人観光客が多くて、2日目は学生と地元のアーティストが多かったの」「学生たちは、これは何だ?という感じで、放心状態。どうやって反応していいかわからないの。」「ここの、生徒たちは缶詰めみたいにみんな同じ脳みそを詰め込まれてるの。でも、それじゃあだめ。彼らにはもっともっと、アートを与えなきゃ」
と言った、彼女の言葉はとても感銘を受けました。
多分、日本も同じなんです。そりゃあ社会として動くには同じ脳みそを持った人どうしの方が理解し合えているみたいで、一見良さそうだけど、そこからはあたらしい発想やよりよいアイデアなんて浮かばない。感性で、身体で理解しあっていく。見えないもの、よくわからないものを形にしていくことなどできない。
世の中なんて、どうせわからないものだらけ。人間だって、別に全てがわかってるわけではないのだから。
うんうん。アーティストの仕事は見えないもの、よくわからないものに形を与えて、出して見ること。この作業につきるのだろうなあ。なんて、ぼんやりと考えてみてます。
先日、無事スイス公演終わりました。
今回、初のdinner show?公演。
多分お客様もこんなの初めてという感じだったと思います。客席はちょっとセレブな企画だったのか、年配の方が多かったような気がしました。多分こんな作品を観るつもりで来てないお客さまだったような気がするのですが、始まるとみんな座る位置変えて、食い入るように観てくださったのが、印象的でした。
普段は少なからず「3人姉妹」を観るぞ。というお客さまを相手にしているものですから、ここまで無防備なお客さまを相手に「はて?」と戸惑いました。が、いかんせん私たちはとにかくやる事やるしかないので、作品に集中。
本気は伝わります。
舞台作品は国境を超えます。これが、舞台の素晴らしいところだと思うのです。人種も習慣も関係ないです。人としての受け入れる感性を持っている人には。そして、それを欲している人には伝わります。
何かそれを再確認した公演でした。今回、私たちにこの劇場を紹介してくれたジョージという音楽家の方がいるのですが、その方が娘さん(軽い障害を持っています)を連れて観にきて下さっていたのですが、始終ニコニコととても楽しそうに観ていたと言ってくださいました。身体は伝える事ができる。
舞台をやってて良かった。どんなしんどい事も忘れられる、幸せな時間でした。
さて、次はタイです。
まだ、どうなるのかわからない緊迫した状況ではありますが、pappaの作品を生で見せられる残り少ない機会。なるべく多くの人の目に残しておきたい。可能なかぎり、踊りたいと思います。
本日本番を迎える朝でございます。いや~スイス遠かったです。東京→大阪→ドバイ→チューリッヒと7時間ほど過去へ向かって飛んでいたので早かったんだか、遅かったんだかというか、時間の感覚はめちゃくちゃでした。でも、トルコやブラジルに比べたら、近かったような気もします。
今回はエミレーツ航空という中東の航空会社だったのですが、これ!いいです。はっきりいって、当たりです。フライトアテンダントさんは親切で丁寧だし、機内食も充実(機内食がおいしいと思ったのは何年ぶりでしょうか)いや、サービスの基本をみたような気がします。長旅もそれだけで、楽しくなろうというものです。食事がいいって大事です。
そして、到着するやいなや、劇場下見です。下見だけのつもりが、やる気のスタッフに押されて仕込み強行。まあ、私たちはまだいいのですが照明の上川さん。なんせ今回のツアーは彼女が唯一のスタッフですからそりゃあ大変です。私たちももちろん手伝いますが、私たちの手伝いなんざあ。子猫の手ぐらいなもんで。
そして、支配人の奥様手つくりの夕食をご馳走になりました。
「スイスは物価が高いよ。」「マクドナルドでも1000円ぐらいはするよ!」と散々周囲から脅されてきたので、スイスではきっとおいしいものは食べれないに違いないとあきらめていましたが、なんと奥様の家庭料理!なんて贅沢なんでしょう。しかもビールもワインも飲み放題だし。チーズやっぱりおいしかったです。ラビオリももちもちパスタだったし。パンも美味しい。
そして、その後はホテル。
ホテルはねえ、えっと、まあ、いろいろあるよね。でも雨風しのげるだけいいとおもわなきゃね。ちょっと寒いからエキストラ毛布をもらいました。まあ、でも掃除は行き届いてるし、スタッフ親切だし。ベット小さいけど、とりあえず私は寝られる。礼ちゃんとかちょっとかわいそうな感じだけど。
今日は3時に劇場入りして20時本番です。プログラムの感じだとえっとねえ。なんというか「dinner show?」3人姉妹みながらdinnerってどうよ?と個人的には思いますが、世の中いろんな民族がいますからね。昨日もゲネプロを(内部関係者かな?)ビール飲みながら見てました。いや、終わってすごいスタンディングオーベーションに「おいおい、ちょっとオーバーすぎやしないかい?まだやる気に満ちてないゲネプロですよ」とこころの中で思ったけど、本当に見たことないたぐいのパフォーマンスなんですね。あまりに目がきらきらしていて、「あ、ありがとう。明日はもっとすごいからね!」と期待をあおっておきました。
さて、そろそろお昼です。おなかすいたから出かけようかな。ではでは行って来ます。
10/25〜11/14まで、スイス&タイ公演に出かけています。この期間は連絡がつきにくいとは思いますが、ご用のある方はメール下さい。多少時差はあるとは思いますが、返信いたします。
さて、今これはスイスへと向かう飛行機の中で書いているのですが、今回のツアーは東京→大阪→ドバイ→スイスとトランジットの多い旅です。そしてスイス。遠いですね。
飛行機はエミレーツ航空を使いました。エミレーツ航空なかなかいいです。フライトアテンダントさんは美人で優しいし、飛行機の設備も充実してるし(USB接続やACアダプターで機内で携帯充電できるって、良くないですか?)機内食も美味しい!アメニティグッズもついてる!
まあ、強いて言えばフロントモニターの操作性が今一わかりにくいのと、映画のラインナップが、私好みじゃなかったのぐらいが、気になった点です。
でも、エコノミークラスでも長い空の旅を楽むには充分の感じ。前に乗ったエティハド航空もそうだけど、アラブ系の航空会社ってけっこう当たりだと思う。
そして空港。羽田空港も関空もwifi充実してましたね。スマートフォンは大活躍です。そういえば、さっき観た映画でもみんなスマートフォン使ってたな。(まあ、アメリカ映画だったからかもだけど。)そして、スマートフォンでのアプリのこの充実具合。航空チケットのE-ちけっと〜スマートフォン用なんてのもあるんだね。うーん。ipone4sが出発前に手に入らなかったのが、何だか悔やまれる。
(まあ、悔やんでもしかたないけどね。)
旅の出だしは好調です。
さてさて、何が待ってるかな。
さて、作品のほうはしっかりとまとまり、大人な作品になってきました。
明日最後のまとめをして、午後には福岡入りします。
私たちの思惑がうまくいくかどうか、際な部分もありますがちょっと他の人ではできない作品になっているような気がします。
私は得るものがいっぱいありました。本番どんなふうにスパークするのか、楽しみ楽しみ。
今日は朝から眞子さんに帽子をもらいました。
ここに来てからせっせと編んでいたらしいのですが、すばらしいでき!!「白井さんにあげるよ」とほくっとくれちゃいました。

かわいいですよね!
すごく暖かいし、私は超ご機嫌です。
そして、驚きの事実!(あっ、私が知らなかっただけですが。)眞子さんは某家政大学を卒業していて、衣装も自分でパターンひいてつくれるそうな。う~、器用な人ってうらやましい。
宇野さんも美大出身なので、美術もやるし、裏方もやるし、ダンサーもやるしと本当に器用。
60歳なのに、mac使いこなして、曲とか作っちゃうんですよ!しかも、新しいソフトも使いこなすし、そりゃあ、年取らないわけだ。と妙な納得の仕方をしてしまいました。
今日は、山口最後の夜なので、せっかくだから温泉に行ってきました。
湯田温泉までは歩いて40分弱。眞子さんはちょっとお疲れモードだったので、一人でてくてく出かけていきました。
往復で1時間20分のウォーキングは運動にはちょうどいい感じですね。毎日死ぬほど動いているので、程よい運動はちょっと自分には物足りない感じがしています。ゆるやかなダンスなので、あんまり汗もかいてないし。と思い、再び
お風呂→サウナ→水風呂のタームを4回もやってしまいました。
だんだん汗をかく量が増えてくるのですっきりと気持ちいいです。
スーパーでハイボールを刺身とオレンジを買って帰宅。
山口はほとんど萩でとれた魚が、近海の魚しかおいてなくて、(スーパーでも冷凍みかけません。あるにはあるんだろうけど、誰もかわないよね。)夕方はに半額セール!!るんるんです。
今日食べるにはぜんぜん困らないし、東京の刺身とはがぜんものが違う!!!
うまうまでした。
さて、鋭気も養ったし明日は福岡入りだ!
私は今、山口に来ています。
福岡フリンジダンスフェスティバルに出演するためであります。
<公演概要>
日時:2011年2月6日(日)開演13:00
会場:大博多ホール
福岡市博多区博多駅前2-20-1 大博多ビル12F
料金:一般 前売3,500円/当日4,00円 学生 2,000円 要 学生証
チケット取扱 ローソンチケット(Lコード:85764)発売中
JCDNダンスリザーブ (Click!) ・メガチケットアートリエ
予約・問合:NPO法人コデックス Co.D.Ex. e-mail:codex7000@d-codex.com
「臨界」 振付・出演 宇野萬、川野眞子、白井さち子
山口からの出場ということで、宇野萬さんの作品に出ます。
いや、おもしろいです。

ちなみに、われらが作品の舞踏譜です。
何が書いてあるか、わかるまい。
私もよう、わからん。
でも、ちゃくちゃくと作品は出来上がっています。
熟練ダンサーが3人も集まると存在感だけで、何もいらんという気持ちにさせます。(あっ、私も熟練ダンサーにいれてもらっちゃいました。おこがましいですね。)
学ぶところ多しで、吸収できるだけせにゃあ。と目をぎんぎらさせながら、力の抜けたダンスに挑戦してます。
夜はおすしやさんに連れて行ってもらいました。
山口、魚うまいです。萩で水揚げされた魚を使っていて、冷凍ものはないので、欠品もたくさんありますが、出てくる魚はうまいです。
山口では、節分にいわしを食べるそうです。そんなわけで、いわしもがっつり食べさせてもらいました。
二人ともがりがりなのに、わたしだけ、ぷくぷくしていて「軽くやばい」感じです。
ここの名物の里芋団子です。

里芋をすりつぶして、団子をつくり、その中に魚が入ってます。それを素揚げにして、あんかけにして食べます。
初めての味です。うまうまでした。
朝は恵方巻きを食べ、昼は眞子さんの生徒さんのお母様からの差し入れの巻きすしをご馳走になり、夜は握り寿司という、寿司三昧の1日でした。しばらくは、怖くて体重計に乗れません。
リハーサル始まって3日目に入りました。
一応大枠は決まったものの、細かい詰めと変更、音楽調整、衣装のチェックなどを今日は行いました。
*ちなみに私と眞子さんの滞在している旅館はここ
昔ながらの建物を手入れしてとてもきれいに使っているので、清潔で気持ちのいい旅館です。
女将や従業員の方もとても親切で過ごしやすいです。
そして、私たちが稽古しているのは旅館から3分ぐらいのところにある宇野さんのお店の2Fのスタジオです。
ここもこじんまりとしていながらも、使いやすいスタジオです。壁が白なので、写真スタジオとしても使われているみたいだし、パフォーマンスもやったりするみたいです。
さて、午前中はみっちりと振り作り。1回通しをざっくりとやってみて、午後は衣装探しに宇野さんの車で街へ繰り出しました。
持ってきたものと新しく購入したものをなんとか組み合わせて、うんうんいけそう。
そして、今日のお昼ご飯は山口名物「かわらそば」を食べました。

何というのでしょう。茶そばをかわらの上で焼きそば風に焼いて、その上に錦糸卵や牛肉やねぎやのり。そしてもみじおろしなんか入れたりして、めんつゆで食べるのです。
なぜ?わざわざ茶そばを炒めるのか?そして、牛肉にも茶そばにもしっかり味がついているのに、なぜめんつゆで食べるのか?という質問はご法度です。想像を超えるような味ではありませんでしたが、まあ普通においしく食べられます。見た目がゴージャスなので、話のねたにはもってこいだと思います。
その後一同スタジオに戻り、衣装をつけて再度チェック。
演者の感じ方と見ている側の感じ方はたぶん少し異なります。大きいとか小さいとか早いとか遅いとかの時間感覚も人によって違います。カンパニーで活動していると、だいたい美意識は統一されていますので、何を良しとするかは経験上理解することができます。
ですが、ここでは私はまだ探り状態です。でも時間をかけているわけにはいかないので、感覚フル動員で自分の踊りを壊し、再構築しています。ベテランの方たちとやっているので、ずいぶん助けられています。眞子さんの話も宇野さんの話も抽象的だけれど、底から先を私にゆだねていてくれているようで、なんだかうれしい。
そして、自分の中に違う感覚が芽生えてくるのもなんだか楽しいと思えるきょうこのごろです。
2月になりましたね。2月は「逃げる月」といわれています。
でも、2月って旧正月でもあるし今年のよしあしを決める月のような気がしています。
この月を逃がさず、いかにスピードを持って行動するか!!
なんだかやる気に満ちてきますね。(うん、よしよし)
私は今山口にいます。
2月6日@大博多ホール 福岡フリンジダンスフェスティバルにて
「臨界」を上演します。
宇野萬 川野眞子 白井さち子という異色のメンバー。
ただいまクリエーションの真っ最中です。20分という短い作品ですが、2日でなんとか骨格ができてきました。
眞子さんとはなんどかご一緒に仕事したことがあるのですが、彼女は本当に尊敬すべきダンサーです。
何がすばらしいっていいにくいけど、ダンスはもちろんのこと人間がすばらしい。
女性らしい、気配りと思いやりも持ち合わせているし、ものを感じる心と目がしっかりしている。
だから彼女の踊りは破天荒なのに、とても説得力があるのだ。
宇野さんは今回始めて仕事をするのですが、なんというか、アーティストらしく心がピュアで少年のようです。
今年還暦を迎えた大先輩にこんなことを言うのは失礼なのですが、本当にかわいらしい。
思っていることを形にする(これがもちろんダンサーの仕事であり、アーティストの仕事なわけですが)
そして、その発想が限りなく自由。「え~!!それはちょっと」みたいなアイデアでも「萬さんのためならやっちゃるわい!」という
気持ちにさせる不思議なかたです。

ここ2日続けて私たちが通っている焼き鳥屋
店のままは明るくていい人。66歳だというのにしゃきしゃきしてて、お肌もつるつる。日舞を踊られるとか。ままはそろばんの達人でもあります。
昨日「白雪姫」の最終公演が、愛知県で幕を閉じました。只今、次なる「三人姉妹」の上演場所。兵庫県へと向かっております。
昨夜は愛知の夢太郎プラザのみなさんに打ち上げを主催していただき、深夜まで、飲んだくれてしまいました。
でも、まあ長いツアーをくぐり抜けてきた仲間と共に飲む酒はやっぱり美味しかったりするわけで、しばしくつろぎの時間です。
今回は劇場始まって以来?(というとちょっとオーバーかもしれないけど)アンケートの回収率がものすごくいいのに驚きました。読んでいて面白いなあと思うのは、「子どもには難しいと思う」とか「子ども向きではない」と書いているのは、みんな大人で子どもでそんな事書いている子はいないということである。
当たり前である。子どもはみんな「楽しかった」とか、「怖いシーンがあった」とか、「踊りが綺麗だった」とか「おもしろかった!」なんて感想がほとんどで、何かを理解しようなどとは思っていない。
理解させたいのは大人の勝手な思い込みのような気がする。自分の理解できる範囲に子どもをおいておきたいということか?。
人間の感覚は無限なのに、感ずる事まで限定されたらアートなんて発展しない。そして、感ずる事を限定された子どもは成長することができない。
アートには常識的な「いい」「悪い」は存在しないと私は思っている。
感覚や感情はその存在を認めてやらねば、行き場を失う。
行き場を失ったそれ等はかといって、無くなるわけではないので、いつか噴出してくる。
善だけを語る世の中の先にはもっと怖い世界が待っているような気がするのは私だけか。
さあて、愛知の武豊にきています。
競馬のジョッキーの名前かと思いますが、(タケトヨ)と読みます。
今日は1日劇場に缶詰の予定だったのですが、出演者の南波の体調不良で本日はゲネプロが中止になりました。長旅だったので、まあ多かれ少なかれみな疲れは出ています。かくいう私も昨日は仕込みが終わると早々に(夕方4時ぐらいから)服も着替えず、布団に倒れこんで寝てしまいました。夜中の1:30ごろにふと目が覚め、同室のあらたの睡眠を妨げながらもシャワーを浴びて、そこからインターネットなどはじめ、4時ごろ再び眠りにつき、8時に起床いたしました。
ですから、ちょっと今日のんびりできたのはありがたかったです。
肝心の南波はというと病院に行って薬ももらって1日寝ていられたので、明日は回復しているのではないでしょうか?胃腸にきているとのこと。
福岡、宮崎でうまいもの三昧したのがいけなかったのかもしれません。南波はあの細っこい身体の通り普段は粗食なのに、急においしいもの食べ過ぎちゃいかんということですね。
さて、今日はちょっとインフォメーション
2月に3人姉妹の公演で長崎にいきます。
そこで、ワークショップやりますので、お知り合いなどいましたら声をかけてください。
詳しくはこちらですhttp://monne-porte.com/monne-porte.com/next!.html
では、私はこれから打ち合わせにいってきまーす。