昨日の23:00にホテルを出発して空港で待つこと5時間。ルーマニア人は本当にわがままである。なぜかはわからねど、そう考えなければ合点がいかないことが多々ある。
私達は8:55分の飛行機に乗ってモスクワ経由で帰るので、23時にホテルを出る必要はない。シビウからブカレストまでは5時間。こんな夜中に走るのだから渋滞などあるはずもない。車はすごいスピードで走りぬけて3時ごろには空港に到着した。(そりゃあもう、早く自分の仕事を終わらせたいからなのか、ハリウッド映画の逃走シーンかと見まごうほどに駆け抜けました。)いったい誰の都合でこんなに早く空港に送り届けられなければならないのだろうか?そして、何の理由があって1日シビウに滞在しなければならなかったのだろうか?確か8日に小池さんとこちらのディレクターのキリアック氏が面会をするからという話だったはずだが、なんでもキリアック氏は面会時間にはおらず、別の時間に来いと言われたらしくさすがの小池さんも切れて、面会はずっぽかしたらしい。
すべてがフェスティバルサイドの都合で振り回されている感じだ。そもそもこんなに打ち合わせがすべて無に帰るならばルーマニアに入国するのも公演の1日前で十分だったじゃん!と言えなくもない。私達の担当だったポーラはとうとう公演も観に来なかったし、当然見送りにもこない。「彼女は何だったのだ!!」と叫びたい気持ちを押さえて空港ロビーで静かに朝が来るのを待つ。小池さんはツアー中は相当我慢していたようだが、ここへきて堪忍袋の緒が切れているのが、はたから見ていてもわかる。触らぬ神に祟なしである。
モスクワでも6時間トランジットで待たなければいけない。待ち時間というのは本当にたいくつである。みんなの本を持ちよってとっかえひっかえ時間を潰す。私はふだんそんなに読書家ではないのだが、ツアー中はたいそう本を読む人になる。ふむむ。まあ、これでバランス取れているのかなあ。それにしてもたいくつだ。ああ、早くおうちに帰りたい。おいしいお米が食べたい…。