先日の8月24日「亀渕友香とVOJA(VOICE OF JAPAN)コンサート」に出演させていただき、すばらしい体験をさせていただきました。
亀渕友香さんは本当にすばらしいシンガーでまさしく神の声といった感じです。「最近腰を痛めてから高音がでにくくなっちゃって」と言ってはいましたが、舞台にたつと何かが下りてくるのでしょう。普段杖をついて歩いているとは思えないほどのしゃきしゃき感でなんと、私とのコラボレーションの時は手振りが中心ですが、踊ってくださいました。舞台には本当に魔物が住んでいます。動かない体も動き、出ない声もでます。まさしく異次元の世界です。
ゴスペルが中心のコンサートの中に15分だけ私のダンスと友香さんの声とジャンベの響きによるコラボレーションです。お二人ともさすがにプロです。リハーサルの時とは比較にならないコンビネーションのよさで誰も今日始めて合わしたなどとは思えないほどのマッチ感に私たちも含めてびっくりでした。まさに、時間と呼吸と気持ちがぴったりあった舞台でした。基本の時間をつかさどったのは友香さんですが、時間もジャスト15分。長すぎもせず、短かすぎもせず美しくシーンが始まり、きれいに終息して、次のシーンへと移りすすんでいきました。音楽は時間であるとあらためて感じました。
VOJAのみなさんの歌声もすばらしくて、ゴスペルを生で聞くのが初めてな私は心底感動しました。ゴスペルというとなんだか黒人音楽のイメージが強くて、日本人が歌ってもな…。みたいな偏見を知りもしないくせに勝手に持っていた私はなんだか恥ずかしい気持ちになりました。VOJAの歌声は友香さんのゴスペル音楽を通じながらも合唱という手法を用いて世界に日本の声を届けたいという思いが如実に出ている感じがしました。なんというか、借りてきた歌を歌っているという感じがしなくて、すごく素直に歌を楽しめました。
今回の教訓として学んだことは「1流はノンジャンルである」ということでしょうか。友香さんを見ていて本当にそう感じました。歌手という枠をこえて、ゴスペルという枠を超えてそこに存在していることのすばらしさになんだか自分の進む道も見えたきがしました。私もダンサーです。なんてそんな狭いことを言っていないで、ダンスをする白井さち子という表現者になりたいとおもいました。ジャンル別けされているようではまだまだダメです。目指せ「ノンジャンルの表現者!」という新たな目標が見えてきました。